昭和44年、製版会社として㈱中央プロセスが生まれました。製版というのは、おおざっぱに言うと企業やデザイナーがつくったデザインをうまく印刷できるように調整する仕事のことです。作り手によってデータを調整する内容は千差万別で、それに応える製版は印刷を陰で支える仕事といえます。
弊社はさらに、プロッターと様々な紙に1枚から刷ることができる大判印刷機を導入しました。これによって、段ボールやパッケージなど立体的な制作物の設計から、出力、カットが可能となり、1点から製作物を完成形に近い形でご提案できることから、本格的な製作に取り掛かる前の試作としてご利用いただけるようになりました。高度な出力能力から、本機校正ほどではなくても、それに近い仕上がりを確認できるため、印刷物の低コスト化、リスク軽減に貢献しています。
このようにモノづくりを陰ながら支えるノウハウを何十年と蓄積してきましたが、あらゆるものがデジタル化されていく中で、この時代の流れは尊重しつつも「見て、触って、楽しめる」モノづくりも残したいと考えました。そこで2016年に立ち上げたのが、オリジナルグッズの企画開発を手掛ける「CHUPRO(チュプロ)」です。
企画開発者は考古学出身。自身の研究活動を通じて専門性や独自性が求められる一方、周囲に対してのハードルが高くなり、その楽しさが伝わっていないのではないかと感じることが商品開発のきっかけとなりました。
印刷技術を熟知した弊社でミュージアムグッズを開発して世に出すことで、身近にある歴史や遺跡に関心をもっていただき、文化を大切にする気持ちの育成にお役に立てられるのではないかと考えています。
例えば古墳を守るということは、そこにある植物や生き物を守ることにつながり、それは生活環境の保護にもつながっていきます。
歴史や遺跡に興味をもっていただくきっかけは旅行でも、本でも、そしてグッズでもいいと思うのです。私たちは印刷や設計で表現することが得意な会社です。どうやったらグッズで興味をもっていただけるか、日々考えながら商品開発しています。
「まずは興味から」昔の意匠や文化を身近に感じて欲しい!グッズを通して歴史に興味をもっていただけることができれば嬉しいです。また、興味を持っていただき、違う目で弊社のグッズを見てみると新たな発見ができるような工夫を凝らした商品もあります。そういった発見と再発見も考古学の魅力です。
・オリジナルグッズの企画・デザイン・設計・販売→実績例はこちら
・OEM商品の製造(ご相談、ダミー作成も含む)
・売り場やイベントに必要な什器・販促物の設計・デザイン・製作